前回からとても時間が開いてしまいました…。
今回はハイレゾの話しです。
ここ数年(2~3年くらいかな?)、やたらとオーディオの世界で「ハイレゾ」という言葉を目にするようになりました。
ハイレゾなんて言ったって、どうせスピーカーケーブルを変えたら本人は「劇的に変わった!」とか言ってるけど、周りの人にはさっぱりわからない、とかそんなレベルの話しなんでしょ?と思っていました。
しかし、前回のヨドバシに見に行った時に実際に体験してみて、まったくそんなレベルではないことがわかりました。
例えるならば、地デジに慣れた目で今更アナログ放送を見ると、ぼやっとしてて見づらいなーと感じるレベルです。
しかし、ハイレゾ→普通のという順で比較したのではなく、普通の→ハイレゾという順です。
ONKYOコーナーでいろいろ見ていたら、ONKYOから来ている販売員?に声をかけられました。
そこでハイレゾってどうなんですか?みたいな話をしたら、じゃあ実際に聴き比べてみ
ましょうと言われ、体験してみました。
視聴したのはイーグルスのホテル・カリフォルニアです。
最初はCDから。前奏から歌が始まるまでを聞きました。
うん、予想通りONKYOのきらびやかな高域が出て、ギターの音がとても綺麗です。
CDでも全く問題なく綺麗に聞こえます。
CDでこれだけ綺麗なんだから、ハイレゾなんてちょっと毛が生えた程度のものだろうと思いました。
ところが!!
ハイレゾ版が流れた瞬間、鳥肌が立ちました。
全く別物!ハイレゾってここまで違うのかっ!
どうりで最近ハイレゾハイレゾうるさいわけだ…。と納得しました。
ハイレゾ未体験の方は、ぜひお店で聞いてみてください。
正直言って、いい音楽をハイレゾで聞かないのは、人生損していると思いました。
ただ、ハイレゾが効果的な音楽とそうでない音楽があると思います。
個人的にハイレゾだといいと思う点。
・少人数編成の場合、一つ一つの楽器が綺麗に分離して聞こえる
・ボーカルが一人の場合、息遣いが聞こえそうなほどリアル
・ベースがボーボーいっているだけだったのが、綺麗に聞こえる
といった感じで、もしかしたらオーケストラのような大人数で演奏するようなものはあまり効果がないかもしれません。実際にはオーケストラは聴き比べていないのでわかりませんが。
あと、AKB48みたいな、やはり大勢で歌っているようなものも効果が薄いんじゃないかと思います。
自分はONKYOの機器で聴き比べました。
これまた他のメーカーのだったら、また違った印象かも知れません。
今回はここまで。