昨日届いたRP350ですが、夜中にちょっといじってみたのでその感想を。
【気に入ったところ】
- 予想通り、本体でのエディットがしやすい
- 歪み系のエフェクトがよくできている
- ペダルの高級感
【気に入らないところ】
- 電源スイッチがない
- チューナー・バイパスモードに入りにくい
- プリセットすべてにノイズゲートが使われている
- バンクがない
○本体でのエディット
左側の上下EDITボタンで、エディットしたい項目(PICUP/WAH/COMP/DIST/AMP/EQ/NOISE GATE/CHO/DELAY/REV/EXP)を選択する。
その隣のつまみのプッシュでそれぞれのON/OFFを切り替え、回転させて種類を選ぶ。
残りの5つのつまみで、各種パラメータを選ぶ。
という感じです。
○歪み系エフェクト
DS-1を持っているので、RP350のDS-1と比較してみました。
毎日DS-1を使っていたので、同じようなセッティングをしても、やっぱり少し違うかなという感じです。
まあ、本物と違いが分からないシミュレーターなんて存在しないかもしれませんが。
DS-1を普段の環境で使用していないなら違いは分からない、そんなレベルです。
Pro Co RATは気に入りました。気持ちよく歪んでくれます。
○電源スイッチがない
2ちゃんねるで情報を得ていたので買う前から知っていましたが、やっぱり電源スイッチはありません。
ACアダプタを抜き差しするだけです。
家で使う分には、スイッチ付きのタップを買えばいいだけの話なので、特に問題はありません。
が、なんとなく精神衛生上良くない感じです。
○チューナー・バイパスモード
左側2つのスイッチを同時押しでバイパス、2秒以上同時押しでチューナーモードです。
が、「同時に」押さないといけません。
左側を押してから右側を押すとかはだめです。
足では無理。手でやってもタイミングがシビアで、モードに入れないことがあります。
これはライブでこの機能を使いたい人にはNGだと思います。絶対無理。
○ノイズゲート
最初はプリセットで色々遊びたいと思っていつもの課題をやっていたのですが…。
高音弦側のアタックが消える!スライド・ハンマリング・プリングすると音が出ないor変!
あれ?急に下手になったか!?と思いましたが、原因はノイズゲートでした。
高音弦側は顕著です。まるでボリューム奏法をしているかのようにアタックが消えます。
まあ、これも自分で外したパッチを作っておけば問題ありませんけどね。
○バンクがない
BOSSとかのマルチだったら大抵「バンク」があります。
バンクというのは、パッチをカテゴライズするようなものです。
例えばユーザーパッチが100個保存できたとすると、単純にペダルで1〜100まで上下させていては、「今は1だけど次は50の音を使いたい」なんて時に一瞬で50には行けないので不便です。
一つの曲の中でパッチを切り替えるというのはよくあることです。
バンク機能があると、「この曲で使うパッチはバンク1の1〜5。次の曲で使うパッチはバンク2の1〜5」みたいな感じで、曲単位とかで使う音のセットを管理できるので、宅録でもライブでも演奏中に切り替えるときに便利だし、自分で作ったパッチを管理するのにも便利です。
SEの立場から言わせてもらうと、バンク機能なんてソフトウェアのちょっとした処理で簡単に実現できるので、マルチでは必須の機能にすべきだと思いますけどね…。
取説は、薄くて字が大きくて読んでいて苦になりません。
ほとんどがエフェクトの種類の紹介とかですし。
以上、2時間くらいいじってみた感想でした。
実はPOD XTも持っているのですが、ほとんど使っていないので比較できません…。
直感的に操作ができないので好きじゃないし、ペダルがないのがなんとなく気に入りませんでした。
ヤフオクで売ってPOD XT Liveに買い換えようかと最近考えています。