納得の行く音で録音したかったので、新兵器を導入しました。
LINE6のTonePort GXです。
「音の前に腕だろ」という突っ込みは無しの方向で。
KB37にするかどうかカナリ悩みましたが、まずは好みかどうかも分からないし、当分打ち込みをやる予定もないので、安いGXにしました。
本当は火曜日に届いていたのですが、ソフトのインストールとアップデート(ダウンロード)にかなり時間がかかるので、そのまま放置してました。
このTonePortシリーズって、たぶんですけど、PODのエフェクト処理をパソコンにやらせたバージョンって感じですよね。
入出力端子+単体でエフェクト+PCも使える=POD
入出力端子+パソコンでエフェクト=TonePort
PODにはエフェクトをかけるためのDSPが載っていて、TonePortにはそれがないから安いのかな〜と技術者的視点で考えてみたり。
【訂正】
比べたわけではないですが、TonePortシリーズってPODxtのモデリングが全部使えるのでは?
TonePortシリーズのモデリング数がこちらに載っていました。
PODとは数が違うようです。
http://www.line6.jp/toneport/compare.htmlギターを弾くときに必ずパソコンを使うという人は安いTonePortシリーズでよくて、POD単体で色々やりたい人はPODを買うって棲み分けかな?と感じました。
自分が使っているPCはHPの「B1900」というヤツで、CPUはCore2Duo T5500(1.6GHz)、RAMは1GB、HDDは120GB・5400rpmです。
GearBoxというソフトを立ち上げると色々な音が出せるのですが、CPU使用率はほとんどありませんでした。
最近流行りの「
NetBook」に搭載されている「Atom」でも大丈夫かもしれません。
NetBook第1弾の
Eee PC 4G-Xなんて、
イーモバイルの端末とセットで100円で買えてしまうので、コイツで使えたら最強ですね。まあ、4G-XはAtomではありませんが…。
で、使ってみた感想ですが、音はさすがLINE6というだけあって全然不満はありません。PODと同じです。
RP350のUSBで繋ぐと変な音になってしまうのも、まったくありませんでした。
GearBoxはメトロノーム・チューナー・バッキングファイル再生機能などがあるので、練習するのに最適だと思います。
これとノートPCさえ持ち運べば、どこでも練習できますね。RP350いらないかも…。ただ、ペダルが使えないのでワウとか出来ません。
そこそこの性能のパソコンを持っている人は、これだけ買えばプロと同等の音が出せてしまう(プロもPOD使っているそうです)ので、最強だと思います。値段もめっちゃ安いですし。
すごい時代になったものです。
パッチの切り替えはマウスでダイレクトに選択するか、カーソルキーの上下で順番に切り替えられるので、どんなプリセットがあるのか試してみるのに楽です。
まだエディットはしていませんが、割といい感じのプリセットが入っているなと思いました。
大きさはこんな感じです。アジシオと比べてみました。
タバコ1.5箱分くらいの大きさでしょうか。非常に軽いです。
裏にはストラップに挟めるクリップが付いています。
一つだけ気になることがありました。
すごくたまにですが、突然音が切れるというかノイズになるというか、そんな感じの現象が出ます。
他のアプリとの絡みかもしれません。
まだ録音とかやっていませんが、あまりにもひどいようだったら調査してみようと思います。
このお店で、送料込み7,980円で買いました。
なんでも、もう生産中止らしいです。採算が取れないんですかね。