ちょっと面白いニュースを見つけました。
【共産党は若者の心つかんだ? 20代、30代党員が増える】
http://www.j-cast.com/2008/07/14023482.html日本共産党の志位委員長が、衆院予算委員会でキヤノンの労働者派遣法違反を指摘しています。
50分もある動画ですが、まるで弁護士ドラマを見ているみたいで最後まで興奮して見てしまいました。
一時的な労働者の確保で派遣を使うのはいいが、長く使ってはならないという労働者派遣法を、キヤノンは内部資料で「派遣を使うと人件費が抑えられていいから、今後もガンガン使います」みたいないことを言っているわけです。
労働者派遣法が改正(改悪)された1999年から、キヤノンはこれを悪用して、2007年には改正された時に比べて7倍もの利益を得ているらしいです。とんでもないですよね。
派遣で雇われている人は、正社員と変わらない、というかより厳しい仕事をしているのに、手取りは10万円程度だとか。
「人間を使い捨てにしている」いいたとえです。
世界のキヤノンの製品が、多くの人々の人生の犠牲の上に成り立っているなんて、嘆かわしいですよね。
「今の労働者派遣法じゃきついから、もっとゆるくしてくれ」って御手洗が言っていたらしいですけど、コイツふざけすぎていますよね。
ホワイトカラーエグゼンプションの件もそうです。
ボクは御手洗が嫌いなので、キヤノン製品の不買運動をしています。
今回カメラを買った時も、キヤノン製品はチェックしませんでした。
最後にILOの意見を述べていましたが、そんな機関に指摘されるまでもないことですよ。
将来日本を支えていく若者が、こんな扱いされていたら育ちません。
今すぐは影響が出ないかもしれませんが、我々が年寄りになったとき、満足に仕事ができる人がいなかったらどうなるのか。
年金は払ったお金を後で返してもらえる貯金みたいな制度ですが、実際は払ったお金は不正に使われてなくなっていて、今払っている我々のお金が受給者へ流れているだけです。
我々が年金受給者になったとき、我々に流してくれる労働者がいなくなったら生活できません。
大企業の上の人間達は、なんでこんな簡単な社会の仕組みも分からないんですかね。
自分達だけ何億も稼いで、後は海外にでも逃げちゃえばいいとでも思ってるんでしょうか。
私、志位さん好きですよ!
言葉に強弱を付けて分かりやすく話してくれるので・・・
CANONやEPSONもそうですが、「エコだ!」「エコだ!」と言いながら紙を出す機械作ってるんですから、どの会社もずるいですよね!笑
環境産業って謳っている企業は殆ど「クロ」じゃないかな?
といいつつ、そういう企業に勤めないといけないのも現実なのですが。。。
宮崎哲弥氏が話していたことの受け売りですが・・・
アメリカ式自由主義経済だと,絶対に格差が出る。
ただ,アメリカ式自由主義経済は,キリスト教が根幹なので,お金持ちになった人は“良い人”になることが大前提。
つまり,お金持ちになった人はチャリティーや文化事業への投資などの「良い事」をして,富を社会に還元するのが当たり前。
ただ,日本の場合は,経済の仕組みだけを取り入れているので,お金持ちは社会に富を還元することは考えない。
サブプライムローン問題のことを考えると,アメリカの財界人が良いとは言いがたいですが,「労働者派遣法」のことを考えると日本の財界人は・・・ひどいですね。
派遣労働者の問題も,衆参のねじれが出てこなければ表面化しなかったであろう問題・・・。
やはり,選挙は大切ですね・・・。
どうでもよいことですが,
宮崎哲弥と私は年は違えど同じ誕生日です。ついでに,デイヴ・リー・ロスも(笑)